アスキュー専用のゴルフグローブ革が出来上がるまでには、大きく分けて12の工程があります。
原皮が浸酸された状態でタンナーの元に届き、
1、クロム鞣し(なめし) → 2、平積み → 3、等級選別 → 4、水絞り → 5、シェービング → 6、染色・加脂
→ 7、天日干し → 8、空打ち → 9、ステーキング → 10、ドライシェービング
→ 11、ネット張り乾燥 → 12、検品・計量
の作業を経て完成します。
皮がゴルフグローブ専用の革になる工程をご説明しておりますので ぜひご覧くださいませ。

なめしとは皮を革に変えることを意味します。
タイコに皮と水、薬品を入れタイコを回転させなめします。
なめしに使用する薬品(なめし剤)にはクロム革柔剤を用い、
クロムを皮に浸透させることでコラーゲン繊維と結合され、
耐熱性・耐久性を与えます。
このなめし工程後、皮が革へと変化します。

革を平積みすることでクロム鞣しが進み、革を熟成させます。

革の銀面(表面)のダメージの程度により5段階(A~E)の等級分けを行います。
技術者の熟練が要求される工程です。
溶剤を革に塗りつけます。
傷のある部分は色が濃くなり、傷が発見しやすくなります。
アスキューのゴルフグローブに使用する革は
この中でもA・Bといった最高級レベルの皮を選別し、
オリジナルに染色してもらっています。
A・Bランクの皮に選ばれるのは
羊100頭中で10~15枚ぐらいしかありません。

革中の余分な水分を水絞り機械で絞り出します。

革の厚みを整える為、水絞りした後の革をシェービングします。
シェービングマシンで革の肉面を削り一定の厚さに調節します。
ゴルフグローブはフィット感が重要なので、
一般的な革より薄く、約0.45mm程度に削ります。
ゴルフグローブ用のシェービング機械はこちらの小型タイプになります。

アスキューのゴルフグローブ革は、
タンナーの藤本安一商店さんが所有する、
国内唯一、コンピューターで制御された染色タイコで染色されます。
アスキュー用にブレンドされて出来上がった
【処方箋リスト】を元に
染色され、革に柔軟性と豊満性を与えるために油脂を与えます。
この処方箋リストは、テストを繰り返し、
アスキューオリジナル革を仕上げるために作成してくれたものです。
染色タイコはコンピューターにより、
温度・時間・洗い・浴量(水量)が自動で管理されているため、
安定した品質・カラーの最高級の革に仕上がります。

革を乾燥させることで、
革中の染料や加脂剤を固定させます。

革をドラムの中で一日、空回しし、
ドラムに打ちつけることで革をやわらかくします

ステーキングマシーンに通すことで
革をもみほぐしてやわらかくします。

乾燥させた革の厚みを再度均一にするためシェービングします。
ゴルフグローブはコンマ数ミリの差でフィット感に違いが出る繊細な革です。
ゲージ(測り器) で計測しながら作業します。

革を網板上にトグル張り(ネット張り)し、平らな状態にして乾燥させ、
革の裁断がしやすいように姿勢(カタチ)を整えます。

色合いや革の品質をチェックします。
その後、革面積を計量し、手袋職人さんの下へと届けられます。
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アスキューカラー・風合いになるために様々な研究の下、調合された「処方箋」。
染めあげられ磨きあげらえた革に、さらにフィット感を追求してシェービングする厳しい目。
プロ集団の
タンナー達によりすべての工程を終え、
ようやく、アスキューのオーダーメイドゴルフ用の革が完成するのです。
このこだわりぬいた革を使用するからこそ、
素手でクラブを握っているような吸いつくようなフィット感が得られるのです。
その後、タンナーから手袋職人へと革はバトンタッチされ、
今度は一枚の革が、ゴルフグローブへと姿を変えていくのです。

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